専門研修プログラム

8.施設群における専門研修コースについて

北海道大学病院リハビリテーション科研修 プログラムのコース例

1年次は基幹施設 北海道大学病院での研修です。2年次、3年次は北海道大学病院での研修に加えて希望の連携施設での研修を通して、経験症例の幅を広げていきます。
連携施設での研修期間には規定があります。
・リハビリテーション科病床で主治医となることのできる施設(回復期リハビリテーション病床など)・・・6カ月以上
・高齢者、神経筋疾患、小児など特徴のある連携施設・・・3カ月から 1年
研修先施設は、経験できる症例が偏らないように考慮して決めます。

連携施設リスト
・市立函館病院
・北海道立子ども総合医療・療育センター
・苫小牧東病院
・花川病院
・日鋼記念病院

北海道大学病院リハビリテーション科専門研修プログラムの研修期間は3年間としていますが、習得が不十分な場合は習得できるまでの期間を延長することになります。一方で、subspecialty領域専門医取得を希望される専攻医には必要な教育を開始し、また大学院進学希望者には、臨床研修と平行して研究を開始することを奨めます。

9.専門研修の評価について

専門研修中の1年目、2年目、3年目の各々に、基本的診療能力(コアコンピテンシー)とリハビリテーション科専門医に求められる知識・技能の習得目標を設定し、その年度の終わりに達成度を評価します。

報告書の作成
》 専攻医は「専攻医研修実績記録フォーマット」を用いて経験症例数報告書と研修目標達成度の自己評価報告書を作成します。
報告書作成時期は毎年9月末と3月末です。(「中間報告」と「年次報告」といいます。)
各報告書に対して、指導医が評価・講評を加えます。
》 医師としての態度についての評価には、自己評価に加えて複数視点からの評価が行われます。 評価者は指導医、施設の指導責任者、リハビリテーションに関わる各職種の担当者です。
各職種の担当者は、臨床経験が豊かで専攻医と直接かかわりがあった担当者が選ばれます。

報告書の提出
》 専攻医は経験症例数報告書と自己評価報告書をそれぞれ専門研修プログラム管理委員会に提出します。提出時期は 9 月末と 3 月末です。
》指導責任者は「専攻医研修実績記録フォーマット」を印刷し、署名・押印したものを専門研修 プログラム管理委員会に送付します。
「専攻医研修実績記録フォーマット」の自己評価と指導医評価、指導医コメント欄は 6 ヶ月ごとに上書きしていきます。

修了判定
》 3 年間の総合的な修了判定は研修プログラム統括責任者が行います。この修了判定を得ることができてから専門医試験の申請を行うことができます。

11.専攻医の就業環境について

勤務条件
専攻医の勤務時間、休日、当直、給与などの勤務条件については、労働基準法を遵守し、各施設の労使協定に従います。さらに、専攻医の心身の健康維持への配慮、当直業務と夜間診療業務の区別とそれぞれに対応した適切な対価を支払うこと、バックアップ体制、適切な休養などについて、雇用契約を結ぶ時点で説明を行います。

性別問わず働きやすい環境整備
女性医師、家族等の介護を行う必要の医師に十分な配慮を心掛けます。 専門研修基幹施設および連携施設の責任者は、専攻医の労働環境改善に努めます。

研修施設の環境管理
研修年次毎に専攻医および指導医は専攻医研修施設に対する評価も行い、その内容は北海道大学リハビリテーション科専門研修管理委員会に報告されますが、そこには労働時間、当直回数、給与など、労働条件についての内容が含まれます。

 目次

  • 研修カリキュラム制による研修について
  • リハビリテーション科研修の休止・中断、プログラム移動、プログラム外研修の条件
  • 専門研修指導医
  • 専門研修実績記録システム、マニュアル等について
  • 研修に対するサイトビジット(訪問調査)について
  • 専攻医の採用と修了
  • 専門研修プログラム管理委員会について
  • 専門研修プログラムの改善方法
  • 修了判定について
  • 専攻医が専門研修プログラムの修了に向けて行うべきこと
  • Subspecialty 領域との連続性について

連絡先 011-706-6066 (研修担当者 池田 聡)
rehabilitation@huhp.hokudai.ac.jp

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