言語聴覚療法 (げんごちょうかくりょうほう)とは

何らかの原因によって、言葉が思い出せない、呂律が回らないなど、 コミュニケーションに問題のあるかたへの支援をします。 また、食べ物をうまく飲み込めない、むせるなどの食べることの障害へも対応します。

以下のようなプログラムがあります。

失語症(人の話や文字を見て理解できない、言葉を思い出せない・字が書けない・読めないなど)

言語機能に、どのような障害があるのかを見極め、個々に応じて、理解力の訓練や文字を読んだり、 書いたりなどの訓練を行います。また、同時に、日常のコミュニケーション方法はどのような手段が良いかを考えていきます。

写真 | 絵カードを見て、名前を思い出す練習をしています。
写真 | 文字を書く練習をしています。

高次脳機能障害 (すぐに忘れる、沢山のことを覚えるのが苦手など)

言語機能(聞く/話す/読む/書く)の障害のほか、注意力や記憶力の低下によりコミュニケーションに問題がある方への訓練も行います。 作業療法や病棟などと協力し、生活全般を捉えて、問題点に対し対応を考えていきます。

構音障害 (ろれつが回らない、声が出ないなど)

話し言葉に重要な、口唇・舌などの運動や、声を大きく出すための発声訓練などを行います。 また、相手に言葉が伝わるような話しかたなども練習します。

摂食・嚥下障害 (食べ物がのどにひっかかる、むせるなど)

「食べられない」ことには様々な原因があります。それに対し、嚥下外来の専門医師や看護師、管理栄養士などとともに連携しながら対応をしていきます。 食べ物を使わない訓練や、実際に食事をしながら行っていく訓練など、段階的に進めていきます。

写真 | 食べ物を使用しない訓練をしているところです。
写真 | 医師、言語聴覚士、管理栄養士で飲み込みの検査を行っている場面です。
写真 | 飲み込みの検査では、外から見てわからない状態を、画像で確認することができます。